いつも石田屋のblogをご覧いただき、

誠にありがとうございます。

ステキな一品をご紹介。

世界に一つだけの『日傘』です。

こちらは元々、

タンスの中でずっと眠っていた紗の羽織。

ステキな刺繍が施されているのですが、

昔のモノというコトもあり

ちょっと使いづらかったんだそうです。

“紗（シャ）”というのは、

夏の着物として使われる織物の事です。

主にフォーマルに

正装として使用する事が多い絽（ロ）とは違い、

カジュアルにもセミフォーマルにも

使用する事ができる紗。

透け感が強く、

より夏を爽やかに感じさせてくれるお着物です。

とってもステキな紗の羽織を持っているけど、

なかなか出番がないのはもったいないですよね。

使えないから眠らせておくのではなく、

使えるカタチに変えて長く使うコト。

大切な一品だからこそ、

“使う”という事は、モノへ対しての敬意にも繋がります。

そして、それが大切な人にいただいたモノとなると

より一層そのキモチは強くなります。

いつも着付教室をお願いしている先生が、

実はきものコンシェルジュとしてもご活躍されております。

どのように組み合わせて着物を着るかはもちろん、

こういった使わなくなったモノをどうするのかという

ご相談にものって下さるのです。

そして、日本らしい古き良き時代の

品のある所作はもちろん、

それを現代にもあわせていく。

同じ女性としてとても魅力的な先生が、

一つ一つのモノへのストーリーを

大切にするキモチを尊重してアドバイスを下さって、

こういったステキで特別な一品が完成致します。

ちなみに、このようなコースもございますので、

気になる方は一度ご相談下さいませ。