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お布団の基本素材のひとつである綿
石田屋は、綿は綿でも”オーガニックコットン”にとことんこだわります。
1.オーガニックコットンに出会うまで
2.テキサス・オーガニックコットン
3.オーガニックコットン探訪記 1998.10.22 - 10.25
| 父が身をもって教えてくれた 農薬と枯葉剤で作られた ”綿(わた)”の怖さ |
今日では無農薬野菜に興味がある方が増えてきていますが
身に付ける衣類のオーガニックには関心が低いのが現状です。
石田屋は長い間、綿屋としてふとんを作ってきましたが
1992年の夏、ふとん作りをしていた父が身体を壊して入院したのです。
それまでもよく「目がチクチクする」「舌がヒリヒリする」などと言っていましたので
私は工場で使う綿に含まれる防ダニの化学薬品が原因の一つではないかと思っていました。
父は綿の埃も吸うし、また手は荒れており、薬品加工された綿は身体にはよくないのでは
と何年も前から感じていました。
そこで薬品加工された綿ではなく、オゾン殺菌をした綿を使い始めてみましたが
やはり変化がありませんでした。ちょうどその頃、父が入院するという現実に直面しました。
そこで私は今度こそ身体に安全な綿を探す決心をしたのです。
そんな時、ある本を読みました。そこには綿は大量の農薬を使い育てられ
収穫を楽にするために枯葉剤を撒いていると書いてあったのです。
| もう安全な綿は存在しないのか… 私の無知で父の身体がむしばまれていたなんて、とてもショックでした。 安全な綿探しは父の身体を守ることにもなる! そしてもちろん多くの方にも喜んでいただけると確信し 知人のつてをたどり1998年10月アメリカ・テキサス州の オーガニックファームへ行きました。 | |
| ラポック農場のオーガニックファーマー テリーさんと |
| アメリカの農務省でオーガニック農家として認定されている、23の農家の方々といろいろ話し合いました。 枯葉剤を撒かないオーガニックコットンの収穫は 綿ができても葉が自然に枯れるまでの3ヶ月以上放って置かなければならなく できた綿の3割は捨てることになることも知りました。 そしてテキサス農務省へも行って 本物の綿を仕入れることに全力を尽くしました。 |
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こうして石田屋は日本で初めてオーガニックコットンのふとん綿の生産を始めたのです。
石田屋ではふとん綿・シーツ類・枕カバーなど、オーガニックコットンの製品を数多く取り扱っております。
今、私は安全で質の良いコットンを多くの方々にお勧めする使命感を感じています。
(石田屋 田中和昭談)
| 人と地球にやさしいコットンが生まれています。 |
農薬や科学肥料を使用せずに、自然のサイクルに逆らわない方法で育てられているコットンがあります。
その農場があるのはアメリカ・テキサス州。
有機農法で栽培された無農薬のコットン、それが「テキサス・オーガニックコットン」です。
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| ◆有機農法による生産を守るため テキサス州農務省が厳しい法基準を設けて発行するマークです。 |
この厳しい基準をクリアしたコットンだけに、認定マークがつけられます。
このシステムは一重に、オーガニックコットンの信頼性を守るためのものです。
1)農薬や化学肥料が残留していない畑で、有機農法で栽培されること。
2)生産されたコットンの数量、行き先がすべての段階で把握されていること。
3)製造工程においても環境にやさしい方法を選ぶこと。
この基準を満たして初めて、形だけでない真実のオーガニックコットンと呼べると私たちは考えています。
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◆有機肥料作りのためにテキサス州では、牛を飼うことから始めました。
農薬を使わないと決めたとき、大切なことは土地を傷めない肥料の開発でした。
テキサス州はその原料を、州のもうひとつの重要な産業である牛に決めました。
◆害虫駆除には、害虫の天敵テントウムシが活躍します。
テントウムシはコットンにつく害虫を駆除します。
大量のテントウムシをコットン畑に放すことで、殺虫剤は使わなくてもよくなったのです。
◆トウモロコシ畑はテントウムシの住まいです。
コットンより成長が早くて甘い、トウモロコシやマローと呼ばれる雑穀類を植えて害虫を呼び寄せ
またテントウムシを増やします。
コットンの花が咲く頃、テントウムシはコットンについた害虫めがけて移動するのです。
トウモロコシやマローは役目を終えると、牛の飼料や有機肥料の材料にまわされます。
テキサスのオーガニックコットン畑では、自然の輪廻がみごとに働くのです。
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◆収穫のときを自然が教えてくれます。
葉の青いうちに収穫すると、白い綿毛に緑の葉緑素が付着してしまいます。
テキサス・ハイプレーン(高原)地区では、枯葉剤を使わないで収穫するために
霜が降って葉が落ちるのを忍耐強く待って収穫が始まります。
製造工程もテキサス州農務省作成の「TEXAS ORGANIC PROGRAM」を基本としています。
オーガニックコットンの加工に必要な材料は、やがて自然に戻されたときに生物分解の高い物質をできるだけ選んで使用する必要があるからです。
日本/テキサスオーガニックコットン協会では、生産標準プログラム「地球倶楽部」を設定しました。
従来の物作りの方法を見直し、地球にやさしい物作りを学びながら、できることから始めていきます。
テキサスの自然の力で育てられたオーガニックコットンを、その性質をそこなわないよう、環境にやさしい方法を選んで日本で製品化して、みなさまにお届けします。
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「土地は神からの授かり物。大切に子孫に伝えるのが、私たちの務め」。
これが誇り高いテキサスの農民の精神であり、私たちが共感するところです。
「地球倶楽部」は、そうした自然との関わりを改めて見直し
新しい関係を築いていこうと志す人たちの合言葉なのです。
| 記念すべき テキサス・オーガニックコットンとの出会い |
訪れたときの様子を写真でご覧ください。
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石田屋三代目・田中和昭、テキサスオーガニックコットン農場にて。











