2009/06/08

北國新聞 2009年6月8日

2009.6.8 北國新聞「寝苦しさ解消術」
年を重ねるほどに熟睡しにくくなるシニア世代にとって、湿度が上昇し、気温が不安定な梅雨時はひときわ寝付きが悪くなる季節だ。
(中略)睡眠環境に詳しい中川幸恵石田屋金沢南店長にこの時期に必要な工夫を聞いた。

 

夏向き寝具に
 寝苦しさの原因の8割は体から出る汗にあるそうだ。逆に考えると、夜着や寝具が汗を吸い取って発散するように工夫すれば寝苦しさを解消できる。
 素材面から考えると、パジャマやシーツには麻が最適だという。綿は汗を吸い取るが麻に比べると発散しにくい。加えて麻は肌触りがさらっとしているため、寝付けないまま床の中で時間を過ごしていても暑苦しく感じにくい。
 頭寒足熱というように、頭がひんやりとしているだけでも心地よい。麻布の枕カバーや、薄い麻綿を入れた麻素材のシートを枕に巻き付けて使うだけでも暑さの感じ方が変わるだろう。

除湿器も活用
 
布団の中でもっとも湿気がこもる場所は、頭から腰にかけて背中の接する部分だ。そのため、敷き布団には特に気を遣いたい。
 シーツの素材を夏向けにするほか、中綿はウレタンなどより、湿気のたまりにくい羊毛などを選びたい。麻綿入りの敷きパッドを重ねればシーツだけでは吸収・発散しきれなかった汗も調節できる。
 布団の湿気を飛ばすには、晴天が2日以上続いた日の午前10時から午後2時までの間に1時間ほど屋外で干す。こまめに干せない場合は除湿器を利用するのも効果的だ。
 ベッドの場合は、掛け布団を足元までめくり、枕を立てかけて、8時間ほど除湿器をかけておく。理想を言えば起きてから1時間ほどふとんはめくったままがよい。

2009.6.8( 北國新聞