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| 『石田屋』という店があることは、かなり以前から知っていました。ある意味、日本の寝具業界では名前が響き始めていましたからね。認識は持ってましたよ。 |
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| そう言えますね。僕自身がもの作りの人間で、営業ということを殆どしないということもあって、『石田屋』の事を知った時でも、さっと連絡を取るというようなことはしませんでしたから、待っていたという言い方が適切かも知れませんね。でもね、いつか必ず『石田屋』とは出会うだろうな、と強く感じたんです。だから、余計に待ってたんでしょうね。 |
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| ▼まるで、恋人たちのようなストーリーですね。宮崎さんは専らオリジナルのこたつ布団を作って、全国の布団屋さんに卸しているわけですが、営業は殆どしないのですか。 |
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| 一年に一回だけ決まった時季に全国を周るんですわ。『石田屋』から電話があった時も、金沢におじゃましたのは半年後のことでした。それから、こたつ布団という言い方を僕はしないんですよ。 |
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| おこた布団って言ってます。こたつのほっこりとした暖っかい感じがよく出ていて、気に入ってしまい、それから、ずっとこの言い方で通してます。 |
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| ▼失礼しました。宮崎さんがお作りになるおこた布団は、生地の選定や染めから始める、とお聞きしましたが。 |
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| こたつは日本の文化ですし、昔ながらの染めや文様を大事にしたいという思いがあったので、自分で最初から作るんです。とはいえ、現代の生活の中で映えるおこた布団をイメージして作ってますよ。例えば、リビングや洋間でのおこたライフの提案やフローリングでのおこたスタイルの提案をしています。 |
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| 自分自身が使っている自作の「おこた布団」。
文様は分銅つなぎという古来のものを再現しているが、仕上がった感じは新しい。
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