石田屋物語 2. 加賀の狸寝入り 3. 
蔵いっぱいの気持ち4. 雪降るときに思策する5. 寝所と庭の自然な関係6. 石田屋の基本理念 Key 
word 3R 1. 温故知新 2. 加賀の狸寝入り
4. 雪降るときに思索する


冬の雷って、初めて金沢を訪れた人はビックリするそうですね。
どんよりと暗い空に走る稲妻、ズズズンと突き上げる地響き。それは雪の降る合図です。


最近は暖冬のため積雪はあまり多くありませんが
かつては家から出るのが億劫になるくらいに積もったものです。
そんなときは、囲炉裏やこたつを囲んで過ごします。

長い冬は、金沢人にとって思索の時間でした。
鈴木大拙や西田幾多郎という偉大な思想家が生まれたのも
閉ざされた冬のおかげだったかもしれません。

雪の金沢、よく観光パンフレットに載ってますよね。きれいですよね。
実際はどうかっていうと、きれいなんですよ。
ま、カメラマンの腕がよすぎる場合もありますが。

夜の間に雪が積もり、それが車で乱される前の金沢の街は、ほんとうに詩情にあふれています。
茶人であれば雪化粧した庭を見ながら一服いただきたいと思い、飲み助であれば加賀の菊酒で雪見酒としゃれこみたい、と思うでしょう。
雪降るときに思索する


ふとん屋としても思索の時。
季節について思いをめぐらし、真の温かさについて考えさせられるのです。

石田屋物語 金沢発・温故知寝
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