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2010.04.18
アイスランドの思い出

アイスランドの火山が噴火し、ニュースで大々的に騒がれている昨今、噴火が収まることを祈りつつアイスランド旅行の思い出を書きつづってみます。今回の噴火で心配になったので、現地の農家の方に連絡を取ったところアイダーダックの生息地の北部はほとんど害が無いとのことで一安心です。

石田屋は、アイスランドの農場よりアイダーダックダウンを直接輸入しています。

アイダーダックダウンのとれる場所は下記のような北極圏の氷河の溶けた岩場です。
撮影したのは2009年6月です。
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まさしく自然の中。見えますかねアイダーダックの巣。
(クリックしていただくと拡大表示いたします)

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アイスランドは6月でも氷点下以下の極寒の地です。


IMGP0805.JPG
 

アイスランドは、上の写真のように、雄大です。
この様な自然の中で、アイダーダックは育っています。

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卵を産んだ親鳥は、自分の胸毛をむしって、卵を暖める為に、巣にひいて自らの体温で暖めます。
極寒の地で氷点下の世界ですから、親鳥の苦労・愛情には想像を絶する感があります。
アイダーダックは国際保護鳥なので、春になって巣から子供達が巣立ち、居なくなってから羽毛を採取することが出来ます。
しかも、その数年間2000kg。
そうして採取された羽毛は、農家の人たちによって丁寧にゴミを取り、手洗いし自然の状態に近いまま石田屋に送られてくるのです。
様々な状況を乗り越えた最上級の羽毛は、通気性のある柔らかい側生地に吹き込まれ、羽毛布団として、購入いただいたお客様の元へと届けられるわけです。
この、アイダーダックの羽毛布団は本当に暖かいです。
寒がりの私でも、今年の冬はほとんど600gのこのアイダーダック羽毛布団1枚で過ごしました。
軽くて暖かい石田屋の羽毛布団を、皆様是非体感していただますようお願いいたします。

ちょっと、骨休め・・・。
アイスランド首都レイキャビックから車で40分の場所に、『ブルーラグーン』という温泉があります。

DSC00065.JPG

なめるとやや塩辛いこの温泉は、皮膚病などに効能があるらしく、アイスランドではここを治療施設として使っている人も多いそうです。
石灰岩が混ざった砂で顔や身体にパックをするとスベスベになります。

また、アイスランドにはアイスランディック馬もいます。

DSC00148.JPG

もちろん乗馬も可能です。

最初にも書いたように、今回のアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル氷河に有る火山の噴火で、過去2回にわたって訪れた当時の思い出を書きつづってみました。

被災された方、避難している方、空港で足止めをされている方々の無事と幸せを祈りつつブログを書きました。