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2013.05.15
映画「モンサントの不自然な食べもの」のお知らせだよ

 

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こんにちはっ、うさみんだよー。

 

今日はね、映画のおしらせだよ。とはいっても、楽しい映画でもなければ、全米が泣く映画でもないよ。本がドイツ環境メディア賞受賞、レイチェル・カーソン賞を受賞した、ドキュメント。タイトルは「モンサントの不自然な食べもの」だよ。

 

モンサントっていう言葉にピンと来た方もいるよね。いま話題のTPPで名前がよく出てくる、遺伝子組み換えで世界シェア90%の会社。どんなふうにグローバル展開しているかがわかる、とってもためになる映画なんだよ。なんといってもモンサントは、ベトナム戦争で大量に使われた枯葉剤を作ってた会社で、いまは「農薬」として売っていて、それと同時に除草剤を撒いても元気に育つ野菜の種も遺伝子組み換えで作って、セットで売ってるんだよ。

 

インドじゃ、それまでの4倍もする値段で綿花の種を買って、栽培農家は育てる羽目になったんだよ。それまでの品種を絶滅させちゃうし、除草剤が土に残るから、何も育たない土になって、そこで育つのはモンサントの遺伝子組み換え作物だけっていう仕組み。元には戻れないんだよー。すごいよね。ちなみにモンサントと提携している日本の企業は、住友化学だよっ。そして日本モンサントは、四日市ぜんそくの加害企業、三菱化成との合弁だよっ。PCBもモンサントだよ。

 

でもね、残念ながら、すでにモンサントのものばかりになってるんだよ。たとえばホームセンターなんかで売られている野菜の種は、1代で死ぬようにプログラムされてるんだよ。できた野菜から種をとって、その種を翌年に植えても、芽なんてでないようになってるんだよ。それもモンサントのしわざだよ。

 

それとね、モンサントの種が、自分の畑に「どのように紛れ込んだとしても」種と収穫物は全部モンサントの所有物となる、っていう裁判の判決も出てるんだよ。もちろんそれも、TPPに参加したら日本でも同じになるんだよ。

 

石田屋各店では、そんなモンサントのことを明るみにした「モンサントの不自然な食べもの」の前売チケットを取り扱ってるよ。2000円が1500円なので、だいぶお得だよね。そしてさらに、日本におけるオーガニックコットンの第一人者でNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演した、石田屋でも商品を取り扱っているアバンティの渡邊智恵子さんの講演もあるよ。さらにさらに、渡邊智恵子さんと「金沢大地」の井村さんとの対談もあるよ。

 

託児あり、高校生以下は無料だよっ。ご家族みんなで、おひとりで、おともだちと、カラダのもととなる食べものについて、その世界はどうなっているのか、真実を知る良い機会だよ。

 

日時:5月26日(日)13:15開場

場所:白山市松任文化会館 大ホール

   白山市西新町204-1