村島順 急須展

12.07(木)〜12.17(日)

急須でお茶を淹れる。当たり前のように思っていた光景が、いま日本の暮らしの中から消え始めています。
コーヒーや紅茶といった日本茶以外の飲み物が手軽に味わえるようになったほか、ペットボトルのドリンクで済ませるという簡略化もあるのかもしれません。
お湯を注いで立ちのぼる香ばしい薫り。注ぎ、待つ時間。甘い味わい。「待つ時間」「誰かのために淹れる気持ち」を、お気に入りの逸品とともに。

福井・越前町に薪の単窯を建て作陶する村島順さんの急須は、ひとつひとつ景色が異なる野趣あふれる炎の痕と、洗練されたシルエットが魅力の一点ものばかりです。ぜひ手にとってご覧ください。
関連イベントとして、村島さんの急須を使い、茶葉の違いを味わう会も開催いたします。こちらもご参加お待ちしています。

※会期中、gamadan diningでは、村島さんの急須でサーブする加賀棒茶とおやつのセットメニューをご提供します。

【日時】12月7日(木)~17日(日)
10:00~19:00 定休火曜
作家在店 9日(土)13:00~17:00 10日(日)13:00~16:00
【会場】石田屋gamadan
【企画】SKLO http://sklo.jp/

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関連企画 「お茶をたのしむ時間」
鈴風舎の岩岸恵美子さんと一緒に、村島さんの急須でお茶を淹れて味わうひととき。
広くて深いお茶の世界に、自分だけのお気に入りのお茶、みつけてみませんか。

全2回
12月8日(金)15:00~ 12月10日(日)15:00~
参加費:2,000円(税込) 各回10名定員
会場:石田屋gamadan dining
申込み方法:石田屋gamadan dining 076-298-7800

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作家プロフィール
村島順(むらしまじゅん)
1949年京都生まれ。武蔵野美術大学卒業後、東京で舞台美術などの仕事を経て、1978年越前陶芸村に移住、陶芸の道に入る。
古川陶苑にて修行の後、1985年越前町八田に薪の単窯を築窯。焼きしめの急須、土瓶を中心に花器、酒器等を作陶。各地で個展を開催している。

関連企画 「お茶をたのしむ時間」
鈴風舎(りんぷうしゃ)
長町武家屋敷通り奥にある、お茶屋のお茶カフェ。創業慶応三年酒見銘茶店(野町)の加賀棒茶を中心に、様々な日本茶を味わえる。