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2007.01.26
ヨーロッパ寝具事情!?

日本人にとって、そんな事はどうでもいい事かもしれない。
今年も恒例のメッセ会場へ飛んできた。
12~13年前、どうでもいい事なんて考えずに使命感みたいな行動力でフランクフルトへ飛んでいった。
それも「行こうか?」と12月に誘われて「ハイ!行きます」と即決し、とにかく本物の羽毛を手に入れたい、見たい、確かめたい一心で…。


1月12日から5日間、熱気に包まれたハイムテキスタイルの会場を足を棒にして駆け回り
全てを見て回らなければ気がすまなかった!
(そのきっかけを作ってくれた、今は亡き長江さんに感謝!)

会期が終わるや通訳を連れて(連れられて?)
市内のデパートの寝具売場、布団専門店を視察し
次の日は車で古城街道(ライン川沿い)を回りながら
スイスに南下し、ボーデン湖畔のブレーゲンツのホテルに夜中入り
明朝早く、ランゲラーゲンのカウフマン羽毛工場を1日かけて説明と見学。
羽毛とヨーロッパの寝具に関して、何でも知識を取り入れた。
全てが貪欲だった、30代。

今年もまた、このメッセ会場に立っている。今年のヨーロッパは暖冬だ。
鳥インフルエンザの影響、ハンガリーの大手羽毛農場の倒産、
為替レート、今年の羽毛の出来具合、バイヤーの視点から価格と品質のバランス、デザイン、トレンド等
ギラギラした使命感を復活させ、羽毛布団、羊毛布団、敷きマット、カシミア毛布、ベッドを見て回った。
どうでもいい事など私にとって何一つ無い。
全ては貪欲に寝具の事ならあらゆる情報を手に入れて日本へ帰ろう。

いつも欲求不満の布団屋三代目は
今年も奮い立ちました。